民泊を始めようとしたとき、意外と悩むのが「備品」です。
物件が決まり、行政手続きの目処が立つと、次にやってくるのが家具や家電、リネン、消耗品などの準備。
しかし実際にやってみると、
- 何をどこまで揃えればいいのか
- ホテルのような設備が必要なのか
- 家具や家電はどのレベルのものを選べばいいのか
と、分からないことが次々に出てきます。
私も最初の物件を準備していたときは、まさに同じ状況でした。
ネットで「民泊 備品」と検索してみても、断片的な情報は出てくるものの、全体像が分かるリストはあまり見つかりません。
そこで私がやったのが、「部屋ごとに必要なものを書き出す」という方法でした。
玄関
リビング
寝室
洗面所
トイレ
キッチン
というように、ゲストが実際に使う場所ごとに分けて考えていくと、「ここにはこれが必要だな」というものが自然と見えてきます。
この方法で整理していくと、備品の抜け漏れもかなり防ぐことができました。
この記事では、実際に私が開業準備のときに考えた
- 民泊備品の考え方
- 部屋ごとに必要なもの
- 実際に揃えた備品
についてまとめています。
これから民泊を始める方が、「何を買えばいいのか」迷わず準備できるように、できるだけ具体的に解説していきます。
民泊の備品は「部屋ごと」に考えると整理できる
民泊の備品を考え始めると、最初は少し混乱します。
例えば、
- 家具
- 家電
- リネン
- 消耗品
といった分類で考えると、どこまで必要なのかが分かりにくくなりがちです。
そこで私がやったのが、「部屋ごとに必要なものを書き出す」という方法でした。
民泊の部屋を一度イメージしてみてください。
ゲストはチェックインしてから、だいたい次のような流れで部屋を使います。
玄関に入る
↓
靴を脱ぐ
↓
荷物を置く
↓
リビングでくつろぐ
↓
寝室で寝る
↓
洗面所やトイレを使う
↓
場合によってはキッチンで簡単な調理をする
このように、ゲストの行動の流れに沿って考えると、必要なものが自然と見えてきます。
例えば玄関なら、
- スリッパ
- 靴ベラ
- 傘立て
といったものが思い浮かびます。
寝室なら、
- ベッド
- 枕
- シーツ
- 照明
といったものが必要になります。
このように、部屋ごとに整理していくと、備品リストはかなり作りやすくなります。
実際、私もこの方法で備品をリストアップしていきました。
最初に一度しっかり整理しておくと、
- 「これ買ったっけ?」
- 「あれが足りない」
といったミスもかなり減ります。
民泊の準備はやることが多いので、備品は最初に全体像を整理しておくことが大切です。
民泊備品は「OPEN前にある程度完成させておく」
民泊の備品については、
「最初は最低限で始めて、必要になったら追加すればいい」
という考え方もよく見かけます。
確かに、実際に運営してみないと分からないことも多いので、その考え方自体は間違いではありません。
ただ、私自身は OPEN前にある程度完成させておく方が良いと考えています。
理由はシンプルで、民泊はOPEN直後が一番プラットフォーム内で目立つからです。
Airbnbなどのプラットフォームでは、新しく公開された物件は比較的目立ちやすく、最初の予約やレビューを獲得しやすい傾向があります。
この最初のタイミングでしっかりとしたレビューを集められるかどうかは、その後の集客にも大きく影響します。
もしこのタイミングで、
- 「○○がなくて不便だった」
- 「設備が少なかった」
といったレビューがついてしまうと、せっかくのスタートダッシュを活かしきれない可能性があります。
だからこそ、OPEN時点で基本的な備品は揃えておくことが大切だと思っています。
ただし最初から高級品を揃える必要はない
とはいえ、最初からすべて高級なものを揃える必要はありません。
民泊では、
- 想像以上に消耗が早い
- ゲストの使い方が読めない
- 壊れることもある
といった事情があります。
そのため私は、まずは実用的なものを揃えて、傷んだら買い替えるという考え方で備品を準備しました。
民泊運営では、家具や家電も「設備」というよりは、ある意味で消耗品に近い感覚になります。
「質」よりも「揃っていること」が大事
民泊では、高級な家具よりも
必要なものがきちんと揃っていること
の方が大切だと感じています。
例えば、
- 延長コード
- 荷物置き
- ハンガー
- ゴミ箱
こうした小さな備品がないだけで、ゲストの滞在体験は意外と悪くなります。
逆に言えば、豪華な設備がなくても、必要なものがきちんと揃っている部屋はレビューが安定しやすいです。
最初にしっかりと備品を揃えておくことで、OPEN直後のゲストにも安心して滞在してもらえる環境を作ることができます。
民泊備品チェックリスト
ここからは、民泊を開業するときに 最低限揃えておきたい備品を、部屋ごとに整理して紹介します。
先ほども書いた通り、備品を考えるときは
「部屋ごとに考える」
という方法がおすすめです。
ゲストが実際に使う場所を順番にイメージしていくと、必要なものがかなり整理しやすくなります。
ここでは、私が実際に備品を揃えたときの考え方をベースに、基本的なチェックリストをまとめました。
玄関
ゲストが最初に使う場所なので、意外と重要なポイントです。
最低限あると良い備品は次の通りです。
- スリッパ
- 靴ベラ
- 傘立て
- ハンガー
- 荷物置き
特に海外からのゲストはスーツケースが大きいことが多いので、荷物を一時的に置けるスペースがあると便利です。
リビング
リビングは、滞在中に一番長く過ごす場所です。
基本的な備品は次のようなものになります。
- ソファ
- テーブル
- テレビ
- 照明
- ゴミ箱
ソファはゲストの満足度にも関わるので、座り心地や掃除のしやすさなども意識して選ぶと良いと思います。
寝室
民泊で最も重要なのは、やはり 寝室の環境です。
ここが快適かどうかは、レビューにも直結します。
基本的に必要になるのは次のようなものです。
- ベッド
- マットレス
- 枕
- シーツ
- 掛け布団
- ベッドサイドライト
また、スマートフォンの充電をするゲストも多いので、コンセントの位置や延長コードなども意外と重要です。
洗面所
洗面スペースには、次のような備品を揃えておくと安心です。
- ドライヤー
- ハンドソープ
- コップ
- フェイスタオル
- バスタオル
- 歯ブラシ
リネン類は回転が早いので、ある程度多めに用意しておくと運営が楽になります。
私は2セットを回しながら、新品を1セット保管しておく、というスタイルで運営しています。
トイレ
トイレは設備としてはシンプルですが、ゲストの印象に残りやすい場所でもあります。
最低限必要なものは次の通りです。
- トイレットペーパー
- トイレブラシ
- サニタリーボックス
- 消臭剤
トイレットペーパーは、予備も含めて複数置いておくと安心です。
キッチン
民泊では、簡単な料理をするゲストも少なくありません。
そのため、最低限の調理器具は揃えておくと喜ばれます。
例えば次のようなものです。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- ケトル
- コップ
- 皿
- カトラリー
- フライパン
- 鍋
すべてを揃える必要はありませんが、簡単な食事ができる程度の設備は用意しておくと滞在の満足度が上がります。
このように、部屋ごとに整理していくと、民泊の備品はかなりイメージしやすくなります。
ただ実際には、ここで挙げたもの以外にも
- 細かい消耗品
- 清掃用品
- 予備のリネン
など、運営していくうえで必要になるものがいくつかあります。
私が作った民泊備品リスト
ここまで、民泊で必要になる備品を部屋ごとに紹介してきましたが、実際に準備を進めていくと、思った以上に細かいものが多いことに気づきます。
例えば、
- リネンの予備は何セット必要か
- 消耗品はどこまで用意するか
- 清掃用品は何を揃えるか
など、運営を想定して考えないと見落としが出てきます。
そこで私は、開業準備の段階で Excelで備品リストを作って管理することにしました。
備品は次のような形で整理していました。
- 玄関
- リビング
- 寝室
- 洗面所
- トイレ
- キッチン
という 部屋ごとの分類に加えて、
- 家具
- 家電
- リネン
- 消耗品
といった形でも整理しています。
こうしておくと、
- 買い忘れがないか
- いくつ必要か
- どこに置くか
といったことがかなり分かりやすくなります。
民泊の準備は、行政手続きや内装工事などやることが多いので、備品についても 一度リスト化しておくとかなり楽になります。
実際、このリストを作っておいたおかげで、OPEN直前になって
「これが足りない!」
と慌てることはほとんどありませんでした。
これから民泊を始める方の参考になると思うので、私が実際に使っていた 民泊備品リスト(Excel)は整理して noteで公開しています。
備品を一から考えるのは意外と時間がかかるので、準備のたたき台として使ってもらえたら嬉しいです。
民泊おすすめ備品
ここまで、民泊で必要になる備品の考え方やチェックリストを紹介してきました。
ただ、実際に準備を進めていくと次に悩むのが
「具体的にどの商品を買えばいいのか」
という点だと思います。
民泊では、
- 壊れにくい
- 掃除しやすい
- 追加購入しやすい
といったポイントを意識して備品を選ぶことが大切です。
また、ゲストの使い方は予想以上に幅があるので、
家庭用として使う場合とは少し違う視点で選ぶ必要もあります。
このブログでは、実際に私が民泊で使っている備品や、運営してみて良かったと感じたものを個別の記事で紹介しています。
例えば次のようなものです。
- 民泊におすすめのベッド
- 民泊におすすめのシーツ・リネン
- 民泊で使いやすいソファ
それぞれ、実際に使ってみて感じたメリットや注意点も含めて詳しく書いているので、備品選びの参考にしてもらえればと思います。
民泊の備品は一度揃えてしまえば終わりではなく、運営していく中で
- 壊れたものを交換する
- 使いにくいものを変える
- 必要なものを追加する
という形で少しずつアップデートしていくものでもあります。
最初は完璧を目指すよりも、運営しながら改善していく前提で選んでいくと、無理なく整えていくことができると思います。
まとめ|民泊の備品は「部屋ごとに考える」と整理しやすい
民泊の備品を準備するときは、最初は何を揃えればいいのか迷いやすいものです。
そんなときは、
部屋ごとに必要なものを書き出す
という方法で考えると、かなり整理しやすくなります。
この記事でも紹介したように、
- 玄関
- リビング
- 寝室
- 洗面所
- トイレ
- キッチン
といった場所ごとに考えていくと、必要な備品が自然と見えてきます。
また、民泊は OPEN直後が一番注目されやすいタイミングでもあります。
そのため、
- 必要なものはある程度揃えておく
- ただし最初から高級品にする必要はない
- 実用的なものを揃えて、傷んだら買い替える
という考え方で準備しておくと、スムーズに運営をスタートしやすくなります。
なお、私が実際に開業準備のときに作った 民泊備品リスト(Excel)は、整理して noteで公開しています。
これから民泊を始める方は、準備のたたき台として参考にしてもらえればと思います。





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